門司港レトロ 北九州のレトロに触れる
こんにちは。みや子です。
先日行った九州についてご紹介して参りたいと思います。
皆様は門司港をご存じでしょうか。
大正ロマン好きならば、一度は耳にしたことがあるかと思います。
九州門司港地区の活性化を目指し地域一帯は「門司港レトロ」と名付けられました。
(現在工事中の門司港駅。工事前の姿をお楽しみください)
レトロな建物を保存し、街中でレトロを感じられるようになっています。
・・・が、しかし門司港地区には近くに有名な観光スポットがあるわけでもなく、いまいち盛り上がりに欠けていたのも事実です。
レトロモダンな建物であれば、東京丸の内一帯や横浜馬車道のあたりでも見ることができますし、札幌のように広々とした器の大きさみたいなものを感じることもありませんでした。
保存されている建物は本物ですし重厚感はあるのですが…街全体で活かしきれていないという印象を受けました。
門司港レトロに惹かれて訪れるのは女性が主だと思いますが、女性が好む洒落た食堂などもあまりありませんし、雑貨店も雰囲気は素敵ですが目新しいものも無い。
しかし、地元の方が頑張って盛り上げようとされているのはわかりました。
メインの門司港駅が工事中というのも大いに関係しているでしょうね。
とはいえ、ひとつひとつの建物は見応えがあるのです。
旧大阪商船ビル
中に入ると明治大正時代のオフィスを感じられますよ。
明治29年製造の金庫をこんなに近くで見ることができます!
この形の棚が欲しい。
金庫のカギはいろはにほへとです。
門司港レトロマップには特に記載されていませんが、ここも素敵だと思ったり。
地域活性ってほんとに難しいですよね。東京でも人気のあるところと無いところかなり差がありますし。
門司港レトロのHPがあまりにも素敵なので、期待しすぎてしまったところもあります。
とりあえず門司港はグルメが少なすぎますね。目当てにするようなお菓子もあると良いなと。
関門海峡を通過する人道トンネルが近くにありまして、ここが一番おもしろかったです^^;昭和33年開通。海底に潜るエレベーターはレトロ。
海中を人(と自転車)が通ることができるトンネルです。
徒歩は無料、軽車両は20円通行料がかかります。
長さは2キロくらいあり、やや骨の折れる道なのですが、一度通ってみることをおすすめします。なんてことは無いトンネルですが、「海の中を歩いている」という感覚は不思議です。
日本ではここと川崎くらいにしか無いようです。とても貴重な体験。
それでは、また。
みや子