万華堂みや子の明治大正レトロ日記

明治・大正ロマンやオールド上海などの昔のこと

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

1930s昭和初期の風俗を今に語る 溝口健二「祇園の姉妹」

またもや溝口健二の作品です。「祇園の姉妹」

溝口健二作品「赤線地帯」

1956年公開、舞台も同時期の映画「赤線地帯」です。こちらの作品のあらすじなぞりはせず、登場するレトロな意匠について見て参りたいと思います。映画自体が気になる方は、DVDにもなっていますのでそちらで見て下さい。大正時代が終わり30年も過ぎた時代です…

岩田専太郎 妖艶な女の顔と体を描いた大正・昭和の挿絵画家

大正ロマン画家と言えば、竹久夢二・高畠華宵が有名です。彼らの時代より少し後から活躍した挿絵画家が岩田専太郎です。 夢二や華宵はどちらかというと少女や女性が好む画風ですが、岩田専太郎の描く美人画は男性好みの妖艶で豊満な女性が多いように思います…

オールド中国の女優ポートレイトと招き猫

私の部屋の神棚(笑 をご紹介します。招き猫は100円ショップで買ったもの!なかなか良い表情で、気に入っています。 この古い中国の女性は、おそらく有名な女優さんでしょうが、私は名前を知らないのです。どなたかご存知のかた、コメントください! 手前の…

銀座のアンチックな喫茶店 壹眞珈琲店

銀座と神保町に店を構える、かずま珈琲店 その、銀座中央通店は、古民家の木材やアンティークのパイプオルガンが使われたノスタルジックなお店です。 店内にはレトロな電話が今は使用できません 漆喰の壁で区切られた座席には彫ガラスが こちらはトイレのド…

のらくろ 大正昭和の日本人をとびきり楽しませた、漫画家 田河水泡さん

アンパンマンの作者、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。とても悲しいですが、目の前の人どころか、日本中の人を楽しませ勇気を与えた方に感謝の気持ちです。 さて、やなせたかしさんと同じく漫画家の田河水泡さんです。昭和の初めから昭和を通して…

「明治のこころ」展 江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催中の「明治のこころ-モースが見た庶民のくらし-」展に行って参りました。 大森貝塚を発見したことで有名なエドワード・モースが所有していた明治時代の日本のもの、モース自身の感想を通して、そのころの人や暮らしについて知ることので…

元祖モダンガール・ささきふさの「おばあさん」を青空文庫で読む

大正時代の女流作家「ささきふさ」の小説が、青空文庫にアップされていましたので読みました。「老い」について、嘆くでもなく、ひたすらに賞賛するわけでもなく、ただただささきふさ自身が感じたことを人々の様子と共に丁寧に書いていて感動してしまいまし…

あのネピアがとてもレトロでかわいいことに気づきました

ボックスティッシュなどでよく目にする、あのネピアですがおなじみの柄がとてもかわいいことに気づきました。そして今発売されている「ネピアデラックスティッシュ」の五色のうち茶色のものがとってもレトロなことにも気づきました。 我が家の赤いビロードス…